軟骨が関節にかかる力や衝撃をやわらげる
まず知っていただきたいのは、私たちの身体には約200個の骨があり、そのすべてが関節でつながっているということです。骨と骨をつなぐ関節は全身に68個あり、身体を思いどおりに動かせるのは関節があるからです。もし関節がなかったら、ロボットのようなギクシャクとした動きになってしまうでしょう。
では、関節はどのような仕組みになっているのかいうと、関節包と呼ばれるふくろ状の膜で包まれています。関節包の内側は厚さ1ミリほどの薄い滑膜で裏打ちされており、これは洋服で言えば裏地にあたります。
関節包の中には、骨と骨とが接する場所にすき間があり、両方の骨の先端が薄くて白い軟骨でおおわれていることがわかると思います。軟骨と滑膜に囲まれた場所(関節腔)には、関節液というねばねばとした液体が蓄えられています。
関節液は軟骨に栄養を運ぶ役割を果たしているとともに、関節をスムーズに動かす潤滑油の働きをしているのです。身体を動かすときに骨と骨とがぶつかり合うようでは、その衝撃で骨がこわれてボロボロになってしまうからです。
関節が動くときには2つの骨の先端にある軟骨が、関節にかかる力や衝撃をやわらげるクッションの役割をしているので、私たちは身体をスムーズに動かすことができるのです。
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